手あたり次第買う

ルネサスの汎用ロジック…74HCや74LSといった見慣れたICが、年内で受注終了という情報を見た。論理回路の勉強で登場し、少し古い基板では当たり前のように載っていたICだが、今となってはFPGAやPICでも代替可能のようで、利益の出にくい商品は切ってスリム化していくという判断なのか。

74HCや1815を使った基板

写真中央に東芝の74HC74AP、その左奥にはNECのD5555Cが写る。周辺にはトランジスタが並び、こういったDIPなICを中心とした基板は、過去のモノになっていくのかもしれない。

…と、これも時代の流れだなと感傷に浸っている場合ではないことに気づく。『汎用』と呼ばれるロジックICだけに、なにもルネサスだけでなく東芝セミコンダクターやテキサス・インスツルメンツ(TI)といった別の会社も発売はしている。しかし、TI社は2019年あたりに限定的な販売経路に絞ったらしく、今後は入手しにくいICになる可能性が出てきた。東芝についても、いつディスコンになるか分からない。

論理回路の勉強と復習を続けるとなれば、シミュレータやテキストだけでは限界があり、実物のICを使って回路を組んだ方が分かりやすくなる。迷っている暇はなく、今後使うであろう74HCシリーズを片っ端から発注、ひとまず買い集めておく。

74HC161が並ぶ

かつてなら回路を組んで満足し、役目が終われば捨てていたようなICだが、入手性が怪しくなってきた以上は、壊れなければ繰り返し再利用できるように配慮しなければならない。基板に直接ハンダ付けはせず、ICソケットを介して使うとか、一工夫が必要になってくる。

汎用ロジックICを溜める

一個30円、25円というような、駄菓子のビッグカツと同等の価格で売られているIC類。型番によっては、転売価格で掲載されているものもあり、その一方で部品店では十分な在庫と共に、通常価格で販売されていたりする。

車の部品と違って、汎用というだけあって集めやすい。シビアな回路を組むわけではないので、代替も効く。それでも無くなってから慌てるよりかはマシなので、通販生活は続くかもしれない。