先日の人間ドックにおける血圧測定では、上が138というとんでもない数値が出た。変な結果になった要因として、検査用衣服がサイズ違いで腹回りが締め付けられていた、寝不足、初のピロリ菌検査で不安、コロナ禍における周囲の環境といったものが想定され、後々通知される診察結果は全く参考にならないことになる。
会社での血圧測定結果とも全く異なる数値なので、では本当の血圧はどういう値か。最も落ち着ける自室での環境において、再測定してみる。自宅で、自分で血圧を測定する場合は『家庭血圧』と呼ぶようだ。
家庭血圧の測定タイミングとして、朝はトイレの後、朝食の前、起床一時間以内とされ、夜は寝る前となっている。ついでに、椅子に座った姿勢で安静にして、数分経過したあたりとなっている。
起床は5時45分。朝一発目の小便を終えたら、パソコンの電源を入れて起動プロセスを眺めている間に安静時間が終了して、そのタイミングでさっそく血圧を測定。すると上が117、下が76と出た。
血圧に関するガイドラインは数年に一度改定され、測定結果を2019年度版に照らし合わせてみると、家庭血圧での正常高値血圧と高値血圧の間に位置するようだ。寝る前にも測定して、どうなるか。
こうして、自分の身をモルモットにして血圧計で遊んでいるところだが、ちょっとした動きや気分で派手に変わることが分かってくる。病院での測定一発で、はい高血圧だねと判定されるくらいなら、時間を掛けて自前で測定し、知っておいた方が目安にしやすい。そういえば「家で測ってます?」と聞かれたが、ガイドラインと家庭血圧を知っていれば、また違った流れになっていた。ここは来年の人間ドックの宿題となる。
会社の人間ドックに指定されているこの病院は、工場の流れ作業のような粗い診察で有名で、古くからの地元住民にも知られている。他の指定病院のほうが丁寧でラクというが、バリウム検査後に服用する下剤が作用するまでの時間を考えると、遠くの病院へは行きにくい。電車や車に乗っているときにゲリってくるなんて、考えただけでも恐ろしい。