予約→キャンセル

メイン口座は三菱UFJ銀行だ。このご時世でも紙の通帳を継続使用している。これは同社が2006年、2012年と個人情報紛失事故を二度も起こし、両年共に該当者になったことによる自衛目的がある。そして通帳一冊あたり、一年に200円の印紙税を銀行側が国に払い続けるという、些細な嫌がらせも兼ねている。

通帳の記載が終わったので、新通帳へ繰り越す。普段ならATMで自動的に行われるこの手続きも、今回は様子が違う。普段とは違う、ガコガコとATMが大きな音を立てたと思ったら、にゅっと出てくる旧通帳。そして画面に表示される「平日に窓口へ来い」という趣旨のメッセージが。

自動繰り越し機能付きATMのくせに、平日の窓口に来いとはどういうことだ。この世の中、人の集まりやすい店舗は必要最低限の入店に抑えたいが。こちらは平日休みはあり、あとは銀行側が年末休業に入っていなければOK。公式Webページから、まだ営業中であることを確認し、同時に来店予約システムができていることを知る。

世の中が世の中だし、待合室で待たされるのも好きではない。Web予約欄には、ATMで自動繰り越しができずに返却された跳ね返されたことを記述し、これで当日を待つだけと思っていた。

Web上から予約したのが午前5時前。その日のスマホには9時、11時と見知らぬ電話番号からの不在着信通知があった。市外局番からして、銀行のように思えるが、電話を掛け直す間もなく、三度目の着信。出てみると、思ったとおり銀行からだった。

曰く、通帳の繰り越しなら予約不要で出来るから、予約手続きをキャンセルしたい…と言っていた模様。模様というのは、銀行の女性オペレーターの声が割れており、何を言っているのかいまいち聞き取れなかったため。いきなり来ても手続き可能とも聞こえた感じなので、キャンセルに同意。あとは銀行側の処理に任せてしまうことにする。

帰宅後、パソコンにはキャンセルが行われたとメールが着信していた。夜明け前の予約手続きが、当日中に処理され、合計三度もの電話連絡を寄こしてきた銀行のレスポンスの良さに驚かされた。銀行の手続きは、役所並みに遅いなんてイメージは、昔の悪い印象を持ち続けているためだろうか。