本職には勝てぬか

去年7月にアポロ11完全版が上映され、それからソフト化を待っていたが、発売される様子はなく。その一方で、AmazonプライムやYoutubeムービーでは有料配信が始まっていて、ソフト化されないならストリーミングで我慢するしかないと考え、Youtubeムービーを購入。2,500円。

字幕版なので、聞き取りにくい英語の発音を補うことができる。そんなラクな思いをさせてもらうと本編を見ていると、違和感を覚えるシーンがいくつか出てきた。ロケットのシステムが分からず、英単語をそのままカタカナ表記をしたり、翻訳サイトで機械的に訳した日本語をそのまま載せたような部分がちらほら。僅かでも組織やシステムのことを知っていなら、その訳し方はちょっと違うのでは?と突っ込みを入れたくなる仕上がり。

この違和感の原因は、最後まで見てすぐに分かった。映画館でのアポロ11完全版の字幕監修は、宇宙飛行士の毛利衛氏。対し、Youtubeムービー版では配給会社の東北新社と訳者の名前だけで終わっており、プロたる宇宙飛行士と会社勤めの人の翻訳で、ここまで差が出るのかと驚かされた。

ソフト化されているファースト・マンにおいては、字幕吹替ともに監修役として毛利衛氏の名前が記載されているので、違和感なく見ることができた。この先、万一アポロ11完全版がソフト化される際は、ぜひとも毛利氏に監修してもらいたいもの。現状、配信でいつでも見れる点だけでも、満足していたりするが。