認知症

外から雄たけび、叫び声のような、とにかく大きな声が聞こえてくるので、何事かと思って見てみたら、犬だったそうだ。まっすぐに歩くことがままならず、フラフラと右に左に振れながらヨタヨタ歩き、思い出したかのようにぐぎゃああぉぉおおお!!と吼えているという。見るからに老犬で、一目で「こりゃ認知だな」と感じたそう。

獣医療の発展に伴って、犬の寿命は伸びて高齢化が進み、認知機能不全症候群という、一種の認知症も増加傾向にあるようだ。
健康な一匹の犬が吼えると、周囲で飼われている他の犬も応じてギャンギャン吼えるが、認知症の犬が吼えても周りの犬は反応を示さない。病気と分かっているからあえて反応を示さないのか、犬には犬なりの空気の読み方があるのかもしれない。

そんな犬の認知症の話を聞かされて、犬でそれなのだから、人の認知症の介護は想像を絶するものがあると感じた。現代の医療、獣医療においては、人や犬の認知症は治療できないとされる。よって予防が鍵を握り、運動や新しい遊び等で、脳を刺激し続けることが大切になる。

人、というか私の場合、仕事は歩き回って運動に繋がり、常にどうにかラクできないかと知恵を巡らせる。そして、休日になれば朝から晩まで趣味を全力で楽しむ。これで認知症対策はばっちり…かもしれない。