出勤前の雨雲レーダーによる最終チェックでは、雲の流れと風向きから、会社に着くまでに雨に降られてしまう心配はないと判断。ところが実際に外へ出てみると、妙に雲が低いわけで、こりゃちょっとマズいかもしれないなぁと、今度は雨が降らないことを願うばかり。
電車に乗って、後方に流れていく景色を眺めつつ、雲の様子も窺う。線路のマクラギの色が変わってきて、どうも雨に濡れているらしい。沿線の歩行者をよく見ると、傘を差している人が少しずつ増えている。
突然降り出した雨なので、スマホ上でチェックできる雨雲レーダーでは情報として反映されていないか、極めて局所的な降雨なので検知されていないことが多い。電車の走行位置、つまり地域によってかなりの差があって、前の駅では全く降られていないのに、次の駅では大雨になっていることはザラ。
降りる駅では大粒の雨が降っていて、会社の送迎バスに乗るまでに濡れることは間違いない。仕方なくコンビニでビニール傘を買い、これで大丈夫…と、店舗に入る前はバラバラと音を立てるほど強かった雨が、会計を終わらせるころにはシトシトと弱くなっている。買っちまったもんはしゃあねぇべ、と弱い雨の中で傘を差し、送迎バスに乗って会社に着いたときには、雨は上がっていた。置き傘として、会社のロッカーにビニール傘を溜め込むわけにはいかないので、毎回持ち帰ることになる。
不思議なことに、帰り際はにわか雨を食らうことは殆どなく、降られてもタイミングよく小降りになったところで屋根の下に逃げ切れることが多い。雨雲レーダーを確認すると、過去の実績として通過した雨雲の領域が表示され、雨が降っていない領域が広がる予想が出ている。にわか雨なんて、こんなものだ。