今日から夏休み、お盆における多客輸送期間に突入。東海道新幹線は需要に応じて臨時列車の設定を毎日細かく調整しており、今日はビジネス客と旅行客が重なる日という背景もあって、過去最高の436本の運転本数となった。
この時期になると、毎年「過去最高の運転本数」というフレーズを聞いているような気がするが、それは思い込みではなく年々増加して、最大運転本数が更新し続けていることによるものだった。
2019年:436本(8/9)
2018年:434本(8/10)
2017年:433本(8/10)
2016年:432本(8/10)
2015年:過去最多としか表記していない
このように、毎年じわりじわりと増えている。
今日のような平日であれば、定期検査で運用を一時的に離脱する編成が何本か出ており、ついでに足の遅い700系が僅かに残っている。そんな悪条件揃いで436本とは、理想の上司フリーザ様ではないが「新形式が増えるたびに運転本数が増す。その意味がわかるな?」ということになり、まだ増える余地がある。
以前の報道で出ていたように、2020年春のダイヤ改正で東京駅での折り返し時間を2分短縮する計画があるそうだ。既に定期検査による一時的な運用離脱の時間は減っていて、検査が終われば営業準備を整えて運用に戻るようになっている。700系が全廃されれば、急加速性能と車体傾斜システムで連続的な高速走行が行えるN700(A)系に統一され、列車種別全てが最高285km/hで東西を走り抜けることができる。これらの積み重ねによって、運転本数と提供座席数がより増加することになる。
国鉄分割民営化のゴタゴタで、現在の品川駅にあった東海道新幹線の車両基地は大井ふ頭の埋立地へ移転させられ、これが今の大井基地となる。その大井基地までの回送線は、東海道新幹線のボトルネックの一つであり続けている。もしも大井ふ頭への移転が発生せず品川基地として残り続けていたら、現在とはまるで違う運転パターンになっていたに違いない。