昨日は給料日だった。ATMに向かって通帳の記入、生活費の出金や貯金の入金をこなす。今月は交通費が支給されるタイミングなので、手取りが高くなる『夢』を見ることができる。
ATMに突っ込むキャッシュカードにはICチップが搭載されていて、応じて接点がカードの左側にセットされている。発行直後はキレイな金色をしているが、使い続けるうちに汚れと酸化で輝きが失われていく。同時に、ATM側の接点がICチップにスライドしながら接触を繰り返すことで、スジ状の痕跡が見えてくる。

ユーザー側からしてみれば、キャッシュカードの使用はそう多いものではないと思うが、ATM側では一日中、何枚ものキャッシュカードを受け入れなければならない。キャッシュカードだけでなく、クレジットカードや他の提携金融機関のカードが挿入されることも考えられ、そうなると接点のストレスはかなりのものと考えられる。
というのも、銀行の派出所に設置されているATMは接点が摩耗しているらしく、キャッシュカードの読み取りエラーとして返却される確率が妙に高いため。検証のために他の支店の各ATMを巡ってみると、それらでは何事も無く残高照会や入金手続きができるのが少々腹立たしい。
現時点での、銀行員の見解では「派出所のATMの調子は分からない。支店のATMを使ってもらうしかない。キャッシュカード側に原因があったとして、再発行は有料」とのこと。予想通り、面倒な処理はやりたくはないという意図が見え見え。キャッシュカード本体に問題があったとしても、ユーザー側からの申告では再発行手数料は有料、銀行員がその場でダメと判定すれば無料という違いがあり、確かに他のATMで使える以上は、まだ行動に移すタイミングではない。
異常があれば、ATMに設置されているインターホンで連絡を入れ、銀行員をその場に呼び出し、状態をチェックさせて次の対応を迫るというのは、今は流行らないのだろうか。これが2000年代初頭なら、経営危機ながら高飛車な対応が抜け切らない銀行員に対し、反撃を兼ねて即時対応を迫る光景が見られたものだが、すっかり昔話になってしまったようだ。