肋軟骨は順調に回復中。そんな折に、傷めているときのことを振り返ってみた。
・ダメージを受けた瞬間は分かる。
痰が絡まった喉が鬱陶しく、いつもより強く咳き込んだ瞬間、普段では感じない、明らかな痛みがズッキーンと走る。生まれて一度も骨折の類はしたことはないが、それでも「やっちまった」とすぐに分かる。
・寝返りは打てない。
寝ていても、寝返りを打てばあまりの痛みに起きる。私はうつ伏せで寝る性質があるため、その状態に入ろうとして痛みに飛び起きていた。
・自転車の衝撃が痛い。
前傾姿勢で乗る自転車、ロードやランドナーにおいては、上半身の体重を腕からハンドルに伝えて支えるが、応じて路面からの衝撃が腕から上半身に入ってくる。この衝撃がけっこうな痛み。スピードに乗れない。
・当たり前だが、咳して痛い。笑うと痛い。
横隔膜を使って肺を大きく動かす際、応じて肋骨も派手に動くため。痛い。
・原因を取り除かないと、回復が遅れる。
転倒や飛来物による一発の衝撃ではなく、咳やくしゃみ等の小さな衝撃が繰り返されることによる疲労の蓄積系では、この小さな衝撃を解決しないと回復しない。咳と気管支の薬を処方してもらって服用し、二日ほどで改善傾向にある。力はまだ入らないが。
・実体験を通じて理解できた、某百科事典の記述。
それはフリー百科事典こと、Wikipediaのこと。肋骨の項目を読んでみると『一本軽く折れた程度の場合、互いに支え合っているのでさほどの苦痛はない。』と書いてあるが、それは絶対無い。胃腸炎で下痢するのに上半身を前かがみにするだけでも、相当な痛みを味わう。腹が痛くて胸も痛い。
軽く折れた、苦痛はないという書き方は、骨折経験がないような、骨のことを分かっていないために書ける。骨折に軽く重く、ヒビといった分類はない。規模を問わず、骨組織が壊れたら骨折だ。免許を持っていない中学生が、車のことを熱心に語る滑稽な様子そのもの。Wikipediaにまともな記述を期待するほうが間違いだが。
このような具合か。軟骨でこの苦痛だから、ガッチリ硬い骨を折ったら血の気が引くレベルかもしれない。回復のリハビリがてら、トルクレンチでシビックRのホイールナットの増し締めをしてみたら、力が殆ど入らず全て左腕でやることになった。万全な状態までは、もう少し時間がかかりそう。