異音調査と簡易清掃

居候先に設置してある洗濯機から、モーターの音が大きくなってきたから診てくれるか?という申告があった。

この洗濯機は、洗濯漕用の駆動モーターだけでなく、乾燥モード用のブロアモーターやインバータの冷却用電動ファン、風呂水用のポンプモーターと、あちこちにモーターが装着されている。なにがおかしいのか、一つひとつ動作させてチェックしていくと、乾燥モード用のブロアモーターの音が大きいように感じる。音の具合としては、軸に装着されているベアリングからの音で、多少の劣化が始まったような音だ。

軸のブレや異物の噛み込みがあると面倒なので、ブロアを手で触ってみて具合をチェックしておきたいところだ。さっそく分解していく。

分解された洗濯機

洗濯漕の内蓋の上に転がっているのが、問題のブロアモーター。二重のフィルターを通して吸気しているので、フィンには汚れが殆どついておらず、軸のブレや固渋、異物の噛み込みなどは一切なかった。ベアリングの劣化が始まったという、当初の予測どおりの診断。

ここまで分解したら、手の届く範囲は清掃しておきたいところで、飛び散った洗剤カスや湿った埃、水垢等を落としていく。ついでに、背面にあるインバータの冷却用電動ファンや周辺の吸気口を清掃。さらには洗濯機を移動したものだから、洗濯パンとその排水口の中まで洗浄しておいた。

所有者に状況報告、稼働率の高さからくる、多少の劣化が始まったということで納得してもらい、今回の調査と清掃作業は終了となった。異音が大きくなる傾向があるなら、もう一度分解してブロアモーターのベアリングに注油してみるのもありか。