東名高速の下り、大井松田IC~御殿場IC間、上りであれば焼津IC~静岡IC間が右ルートと左ルートに分岐し、昔であればどちらを走ろうか?なんて考えたもの。さらに遠い過去、子供だったころは親父が運転しながら「どっち行く?」と聞かれ「今日は右!」なんて言っていた。
今は9割方下り線、上り線問わず右ルートを走るようにしている。どちらも追い越し車線からのアクセスになることから、車の量が減って走行ペースが乱れにくくなり、僅かな時間だが磨り減った神経をリラックスさせることができるため。下り線の右ルートは、右カーブと左カーブがテンポ良く続き、運転する楽しさを存分に楽しめる。映画トップ・ガンのテーマ曲であるDanger Zoneを流していれば、おのずとペースが上がること請け合い。正義(笑)の神奈川県警もそこのところは分かっているらしく、けっこうな頻度で覆面パトカーを見る。そして捕まってしまう車も少なくはない。

その右ルートはもともと上り線だったことは有名な話で、経緯は調べればいくらでも出てくる。その歴史があるためか、ある速度域から急にキツく感じるカーブがあるのは、ある意味では上り線を逆走しているから。現在でも右ルートが上り線として使えるよう、渡り線が維持管理されており、工事や災害復旧等の非常時に転用されることがあるそうだ。
下り線の右ルートと左ルートの分岐点は、下り坂かつ緩い右カーブの直後という悪条件揃い。しかも追い越し車線が右ルートへ進入する構造から、下り坂を利用してスピードが乗った状態の車が流入する構造となっている。第二走行車線(中央車線)から分岐に気づき、右ルートへ入ろうと慌てて車線変更すると、後方からハイスピードで走ってくる車から追突されてしまう恐れがあるので、無理は禁物。急な車線変更に驚き、後方の車が挙動を乱す瞬間を見たことは一度や二度ではない。
線形的には純粋な下り線だった左ルートが安定したハンドリングで走れるようで、鮎沢パーキングエリアは左ルートのみ。安全なドライブをサポートする意図があるためか、上り線下り線問わず、ナビ上では左ルートが推奨となっている。こちとら軽快に走りたいんでね、迷わず右ルートへ入るのさ。