夜明け前の午前3時、羽田空港内の環八通りを走行していたときのこと。交差点の信号が青になって進み始めると、路面が白く輝いていることに気づく。なんだこの輝き…?と思った次の瞬間、その白い正体は凍結防止剤と分かった。
環八通りの多摩川河口付近では、羽田空港と川崎の殿町地区を繋ぐ羽田連絡道路のランプ工事が行われている。路面や工事現場の清掃等で水を道路に流すことがあるようで、ここ数日の強烈な寒波による路面凍結防止として、凍結防止剤を大量に撒いていたようだ。
あまりの量の凍結防止剤に一瞬で目が覚め、「うあ゛っ!!」と変な声を出しながら、現場を通過。タイヤハウス内からは、ジャリジャリバラバラと粒を巻き上げる音が響き渡り、ドラクエでいうところの毒の沼地を歩くような、そんな気分だ。トラマナ…アンダーコートは何重にも重ね吹きしているが、絶対的なものではない。早く洗車せねば。
夜が明けてから、現場をもう一度見に行った。

まさか市街地内で凍結防止剤はないべと思っていたら、この様だ。アスファルトの色が殆ど目立たなかった深夜帯に比べれば、車の通行でいくらか分散されて減っている。それでもしっかり残っており、凍結防止剤の細かい粒が車に運ばれ、遠くまで移動していると考えるほうが自然だ。

凍結防止剤をアップで撮影してみる。一口に凍結防止剤といっても成分は実に様々で、代名詞?的な塩化カルシウムだけでなく、塩化カリウム、塩化マグネシウム、尿素などなど。しかも細かく分類すると、凍結防止剤と融雪剤は別物として扱い、路面の凍結を防ぐか雪を融かすかで、チョイスが変わってくるという情報がいくつも見つかる。撒く方法では、粒状(固形)で散布、水に混ぜて水溶液として散布という二つの方法があり、水溶液として散布するとき、主に使うのが塩カルだそうで。地面の凍結防止に撒かれるものといえば、塩カルというイメージがあっただけに、けっこう勉強になる。塩化ナトリウムを使う場面も多いそうで、つまり塩か。塩が水に溶けて鉄板に付着すれば、錆の進行を早めることにもなるわけか。
凍結防止剤の正体は判らないが、車体鋼板へのダメージは避けておきたいことから、さっそく下回りの洗浄を行い、洗浄後のチェックを入念に行う。

ところどころ、後から施したアンダーコートがハゲている。近々、追加塗装を行うことにしようか。

フロントサイドアウトリガーとフロアパネルが重なる部分は、EK系シビックでは錆やすい部分の一つ。アンダーコートを何重にも塗布して隙間を塞いで、水と空気の浸入を防ぐ。ここに吹いたノックスドール300は完全には乾かず、いつまでもベタベタした状態が続く。高圧洗浄機の水圧ですぐに剥がれるかも?と思っていたが、意外と長く耐えている。

フロアパネルからリアフレームに掛けては、EK系シビックでは最も錆びやすい部分と言えるだろう。ここもノックスドール300が大活躍しており、超厚塗り塗装に仕上げた。脱落している様子はなし。
チェックの結果、ところどころでアンダーコートが脱落していることが分かり、冬が終わるまでに補修する。凍結防止剤が撒かれているところを少しでも走れば、すぐに高圧洗浄することを徹底しており、アンダーコートの効果もあって目に見えるダメージは無いようだ。これで安心することなく、春先までは下回りの洗浄を継続する。先週は雪にまみれたので、外装も同時に洗車しておいた。
今週後半は、、またもや雪予報だ。きれいになった車体を眺めて楽しむ日数は、意外と短かった。