普段とは違ったサイクルの勤務パターンとなった。家を出る時間を遅くできることは、起きる時間を遅らせるメリットがあるのだが、その一方で世間の通勤ラッシュに揉まれながら電車移動になってしまうデメリットがある。
いつもの通勤ならば、混雑率100%といったところ。定義としては、『乗車定員(座席に着くか、吊り革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる)』となっているので、他人と触れてしまうことはまず無く、乗車時間は7分程度だから疲れやストレスは一切なし。今日は600形か珍しいな?と、軸梁式台車特有のガタガタした乗り心地を味わう余裕すらあるほど。
今日のような、通勤ラッシュのピーク時間帯に飛び込むと、話は別。具体的な混雑率は分からないが、車内に押し込まれ、加速、減速、曲線区間では身動きできず、慣性の法則を実証するかのように斜めになったまま…という状況になっていた。変な姿勢のまま電車に揺られ続けるものだから、乗り換えでホームに降り立つと血行不良まで起きていたことに気づくほど。
古くは中学生の時点から電車通学だった。乗車位置や時間帯による変化を事細かに観察していくと、そのタイミングでは考えられないほど空いていたり、混雑が増すといったことがない、穴場となる列車が見つかる。こうして、ラッシュに巻き込まれることのない通勤通学を続けることになって、この年齢になってもラッシュには全く慣れていない。
おかげで、今日のようなピーク通勤となると、車内に押し込まれたときに、どうしたらいいのかいまいち分かっていない。人の波に身を任せていいのだろうか。苦痛を味わう乗車になって、それだけで疲労感を一日中引きずることになってしまい、まともな活動ができなくなる。食欲は落ちたままになり、とにかく早く眠って体力を回復させたい。
一回のラッシュに巻き込まれただけで、こんな調子になってしまうことから、郊外に家を持ち、職場まで長時間の乗車という生活はまず無理だろう。個人的に、電車はいじる機械であって、好き好んで乗るものではないと思っていたりする。