計画性ねぇ

久しぶりにクレジットカードのWebサイトにログインし、今月の引き落とし金額をチェックしようとしたところ、でかでかとキャッシングの案内が表示される。なんでも、急な入り用のためにキャッシングが便利だそうで。

ご利用は計画的に?

…なーるほど?金が必要になりそうなシチュエーションが掲げられているが、実際はどうだろうか。

・祝い事絡み
→いつどこで起きるか分からないが、立て続けも不思議ではない。常日頃からある程度の準備をしておくのがスジだが、事前連絡や雰囲気である程度は察することができるもの。結婚したという事前連絡もなしに、式の参加の可否を突然聞いてくる方はアレだし、そう聞かれる方としても気分は良くない。

・食事会絡み
→コンビニにもATMがあるのだから、足りなければ銀行口座から引き出すような気がするが。食事会があるなら二次会の可能性も考えておくのが自然で、キャッシングまでしなければならない二次会とは一体なんぞや。風俗か?

・海外旅行絡み
→クレジットカード会社は、海外のショッピングでクレジットカードを推しているのに、ここではキャッシングまで推す。旅先で、現金が足りなくなってキャッシングが必要になる場面…?都合よく現金だけ盗まれた、チップが嵩んだとか?日本と違う環境で、金が足らなくなる危険性は考えていなかったのか。例えが無理やり過ぎないか。

というように、全てにおいていやいやいや待て待て…とツッコミどころがある。これらのシチュエーションに関し、全て行き当たりばったりの行動か?と思ってしまうほど、変な例えが並ぶ。しかも安心!ということで、文面には「返済方法が選べ、計画的に対応」ができるそう。なんとも皮肉が効いており、キャッシングに頼らなければならない=いざと言うときの金がない人間が、返済方法を選んで計画的にキャッシングするとは思えないが、どうだろう。それ以前の問題として、金が無いのにキャッシングしてまで遊ぶなんて、順番が間違っていると感じるのは、私だけではあるまい。

計画性がないから金を貯めることができず、キャッシングに頼ったところで月々の支払いも厳しく、ほぼ選ばれるのがリボ払い。月々の支払額が少ないように感じるのでラクなのかもしれないが、実態は大きな利息を吸われ続け、いつまでも金が貯まらないまま。キャッシングだけでなく、ショッピングにおいてもリボ払いに頼る人と金が貯まらない人はニアリーイコールが成り立ち、リボ払いは借金ではないという派手に勘違いした考えが合わさって、ますますクレジットカード会社の思う壺となる。

先のシチュエーションでも「計画的」ならば、キャッシングとは無縁なはず。この案内広告による契約率はどれくらいあるのだろう。