台風21号による混乱の中での選挙。20時に投票が締め切られた瞬間、自民党の勝利となるのは想定内。むしろ興味深い点は野党のほうで、一部地域では台風で投票用紙を輸送できず、開票が明日に持ち越しとなることから、最終的な結果が出るまでには時間が掛かりそう。
総選挙が行われるたびに、ネット民の存在感が強まっていることは間違いない。テレビで報道があればネット民は幅広く検証し、極少数の声を大多数のように扱うような偏向報道があったならば素早く反応、しかも今回は行動まで起きた。テレビカメラに向かって、抗議の意思を示すプラカードが掲げられ、世間に流された点が大きい。これまでなら、そういった行動の殆どが無視され、最初から存在すらしなかったかのような扱いだったが、さすがに抑えきれなくなっているのか、ニュースサイト側でも取り上げられるようになっていた。

今は誰もがスマホやケータイを持ち、しかも高画質で写真や動画を撮影できる。世界へ向けて、簡単にリアルタイムで、しかも同時多発的に情報発信できることから、都合のいい報道に対する抑止力として作用し始めている。今までは撮るだけの連中が、今度は何を撮っているか見られてしまう立場なった。だからといって、そう簡単には大人しくはならない。ヤツらはこの手の妨害には、次なる対策をすぐに打ってくる。ネット民との戦いは、始まったばかり。
その後…。
希望の党は自滅。政策を訴える小池代表だったが、そもそもの都知事としての仕事ぶりがネット民によって詳細に調査され、ハッキリとものを言うような印象だが、実際は場の流れを混乱させ、無駄な経費を使うのが仕事か?という、評価できる点が出てこなかった。耳障りのいい、得意の理想論をテレビ上で大きく語ることで、安倍政権に対する批判票を大量に取り込めるという予測があったのかもしれないが、選挙戦の時間が経過するにつれて張子の虎だった実態が見えてしまい、立憲民主党以下の議席となった。国民もバカではない。2009年の痛い思い出は忘れておらず、「政権交代」「一度やらせてみてください」という言葉は、逆効果でしかない。
そのテレビも、必死にモリカケ問題を取り上げて安倍内閣のネガティブキャンペーンを張っていたが、全く効果はなかった。どこも似たより寄ったりで一方的な報道が、信用できなくなってきていることを示す好例となり、結果として現状維持、安定した安倍内閣の維持に繋がった。旧来のマスコミは完敗、嘘を見抜くネット民の圧勝とも言える。