名刺とか

EK9シビックRの維持絡みで、名刺を渡される機会が急激に増えている。名刺を貰ったときに、こちらが出せないことが地味に辛く、スタンバイしておくことは悪いことではないようだ。プライベート用の名刺なので肩書きは必要ないし、紙質やデザイン一つにしても、自由にすることができる。

実際のところ、遠い過去においては、何かのために…とプライベート用の名刺を用意していたことがある。当時はまだ変に粋がっている部分があったし、しかも太っていた時代だ。接する相手からすれば、私の一発目の態度で違和感を覚えるだろうし、しかもデブでは第一印象の時点で悪い。相手からすれば、こんな態度がなっていないデブに名刺を渡してもなぁ…と塩対応になるわけで、結局作った名刺も使うことはなく、古紙リサイクルの材料として処分している。

その何かのために…と用意した名刺も、必要最低限の費用しか掛けていない格安品だった。質の悪いボール紙をベースに、全く面白みのない、テンプレートに当てはめただけの簡易的なものだ。今振り返っても、あまりにも恥ずかしい出来栄えで、一枚も残していないのにここまでしっかり覚えているのだから、相当酷いもの。むしろ渡さなくて正解だったかもしれない。この経験は、同じ失敗を繰り返さないためのステップとなりそうだ。

費用面をある程度無視してみると、ベース素材の幅が広がってくる。印象に残りやすく、よく見るのがプラスチック。透明部分があったり、二枚重ねで立体感を強調したり。中には本物の金を蒸着したものまであり、なかなか奥が深い。この手のものは、普段はあまり使われない素材が面白いかもしれない。