20th Anniversary

TRY!
HONDA RACING SPIRIT
CIVIC TYPE R

今から20年前の1997年8月22日、Hondaはクルマ作りの原点でもあるシビックに、エンジン、ブレーキ、サスペンションをブラッシュアップし、ボディの補強と軽量化を行ったタイプRを設定。より多くの人に、身近な価格でレーシングスポーツを味わい、走る歓びを存分に楽しめるようなコンセプトを持って、販売がスタートした。

EK9 CIVIC TYPE R

スポーティーグレードのSiR系をベースに、サーキットで存分に走り回れるよう、ボディ鋼板の板厚をアップし、サスペンション取り付け部分の強化を行い、ねじり剛性を35%向上させている。鋼板の板厚アップは、大きな開口部となるリアハッチ周辺を中心に行われ、最低でも1mm厚、最も厚いところで1.6mmとなった。

B16B

1600ccで185ps、リッター当たり116psを発揮するB16Bエンジン。DC2インテグラタイプRが1800ccでリッター当たり112psだったことを踏まえても、さらに高出力化されている。ちなみに、1600ccを維持したままでも200ps台が狙えたそうだが、シビック=誰でも走らせやすいという性格を持たせることから、高出力を目指しつつ下のトルク太らせるという難関なチューニングを施していた。

走行会モード

私のEK9シビックRの場合、初度登録年月は1998年5月になるので、車齢20年を迎えるのは来年。とはいえ、初代シビック タイプRとしてデビューから20年が経過し、とうとうネオクラシックカーの仲間入りを果たした。現役で走り回っていることから古さを感じさせないが、現実は0歳児が20歳の成人を迎えるのと同じ時間が流れている。

費用を無視し、過剰ともいえるリフレッシュ作業を繰り返したことで、二代目オーナーとなった2007年当時と比べても上々のコンディションを実現することができた。それでも月(=384,400km)に到着するまでは、四半世紀を越えても走り続けなければならない。

「部品が無い」と言われて久しいが、余裕を持って月に達するには、なんとかなっている今がチャンスだ。コンディションが良くても浮かれることなく、僅かな前兆でも早めの対処を行い、部品の継続的なストックを心がけたい。