FK8シビックタイプRが正式発表され、いよいよ9月下旬に発売される。振り返ってみれば2010年の秋にFD系シビックを最後に日本での販売が終了され、ずいぶん寂しい感覚だった。シビックに乗り続ける身としては、シビックの歴史を潰さないためにも何が何でも維持したるわ!と決意した記憶がある。それから6年半が経過し、ついにシビックと名付けられたホンダ車が帰ってくる。今度は限定車ではなく、普通のカタログ車種となれば、目にする機会も増えそう。国内での再販は厳しい道のりだろうが、あえて困難に挑む行動こそがホンダイズムであり、あの『負けるもんか。』という意気込みの具現化ではないだろうか。
最も気になるタイプRの価格は450万円で、事前予想価格と大差なし。フルモデルチェンジを受けて進化していくたびに、称賛よりも批判が多いのが、このシビックタイプRの特徴であり…。

▲二代目EP3が発売されたとき
でかすぎ。まるでフィットタイプRだ。
(でも5ナンバーなのだが)

▲三代目FD2が発売されたとき
セダンでタイプRはありえない。やはりハッチバックでないと。
(DB8を忘れないであげて)
懐かしのサボリーマン号。ドライブの帰りの高速道路で、事故渋滞にハマる。この事故渋滞は警察24時の取材が入っていたようで、その後特番において、事故現場をトロトロ走る車として3台とも放映されていたりする。

▲三代目FN2が発売されたとき
リアサスがトーションビームかよ。フィットタイプRを名乗るべき。
(それなのに、似たような前後サス構成の欧州車は批判されない)

▲四代目FK2が発売されたとき
VTECにターボは邪道。この値段なら○○(別車種)のほうがいい。
(当時ニュルFF最速を誇ったのなら、むしろ買いだと思うが)

▲そして五代目FK8が発表され
初代は200万円強だった。もはやシビックではない。
(ここまでくると無理やり批判しているようにしか思えない)
こんな具合。
これまでの報道や各種取材から察するに、ホンダとしてもシビックタイプRは数を売る車ではなく、一種の物好き、指名買い向けに絞っているような印象を抱く。だから「初代はー、EK9がー」という、いわゆるEK9原理主義者がいくら批判しても、販売側からしてみれば馬耳東風みたいなもの。タイプRは設計、性能やコンセプトを踏まえると、最新型が最もコストパフォーマンスが良くなる傾向がある。幅広く情報収集を行うと、450万円は決して高すぎる値段ではないと思うが、どうだろうか。というわけで、今度のシビックタイプRには期待している。
既に何人からは「修理ばかりだし、今度出る新しいタイプRに乗り換えろよ…」と常識的なツッコミをもらっているところだが、月に行く(ODO:384,400km)と宣言し、身内や同僚をかなり巻き込んでいる以上は、そう簡単に撤回できるものではない。さらには、1,875mmに達する全幅。駐車場へ物理的に入らず、購入することができなかった。
※EP3、FN2、FK2の画像はホンダ中古車カタログより引用。
FK8はCIVIC TYPE R公式サイトより引用。