現役復帰ならず…

部品取り目的のジャンク品だったものが、修理を経て現役復帰…なんて結果は、幻想に終わった。もしかしたら…?と修理に挑んでみたセイコー38クォーツQRは、今回は復帰を諦めて元通りに部品取りとして、今後に備えることになった。昨日も、出勤前と帰宅後にずっと時計に向き合っており、今日になってスムーズな運針ができない原因がようやく判明することになった。

四番車のホゾが曲がっていた

運針しない症状として、裏ブタ上(=裏返し)にしている状態では運針するが、文字板を上にすると運針しなくなってしまう。どうやら四番車の軸…というよりホゾが僅かに曲がっているらしく、文字板上にしたとき軸受けとなる受石(人工ルビー)に強く当たってブレーキが掛かったようになり、運針が止まるようだ。その他にも歯車の摩耗が起きているのか、竜頭を操作すると全ての針がブルブルと動いて常に位置ズレを起こす。0時と6時で均等に重なるように針を打ち込んでも、竜頭に触れば二度と揃わなくなる。

2,000円で仕入れてきた時計だけに、散々な状態だった。部品取りとして使えるものといえば、文字板、針、コイルや回路ブロック等。おかげで部品取りとしてストックができて、昨日も半分ほど分解してすっかり馴染んでいることから、もう少しまともな状態の38クォーツを探してみようと思う。さすがに連続的に時計をいじると目にクるので、少しだけ間隔を開けることになるが。