イマ車のエバポレーターを洗浄する

イマ車となるスバル レヴォーグに乗るサボリーマンから「エバポレーターの洗浄を手伝ってくださいよー」と作業依頼だ。さっそく来てもらい「まずグローブボックスを外して」「このナットを取る」と次々にアドバイスをしながら、エアコン関係の部品をどんどん取り外していく。ホンダ車ばかり診ているわけではないので、別メーカーでも作業やアドバイスは難しくない。

スバル車のエバポレーターの位置

グローブボックス、防音カバー、ブロワーダクトユニットASSYを外したところ。今時の車のエアコンはダッシュボード裏側に組み込まれているため、エバポレーターを見るまでにはかなりの部品を取り外さなければならない。すっかり分解し、ようやくダクト内を目視できる環境が整い、頭を突っ込んでダクトの中を見る。

レヴォーグのエバポレーター

見えた。手前のヒートシンクはレジスターユニット、そして奥にエバポレーターがある。進行方向に対して正面を向くような配置になっている理由はいくつか考えられるが、運転席側と助手席側の個別空調の都合、インパネのデザインから内側の空間にゆとりがあり、グローブボックス背面に大きなエバポレーターを置かなくて済んだ、他車種との構造共用化…こんなところだろうか。進行方向と平行に置くと、それだけグローブボックスの容量が圧迫され、ダッシュボード内側の部品配置がしにくいのかもしれない。

エバポレーター本体が見えてしまえば、後は定例作業の洗浄液の直接吹き付けだ。一缶使い切ったら外した部品を元通りに取り付け、エンジンを始動して乾燥工程。異音や動作の点検、エラー表示がないかチェックして、全て良好なら作業完了となる。一度やってしまえば慣れて覚えてくるので、来年度もぜひどうぞ。