高速道路の渋滞にハマっていると、渋滞している距離と通過時間が表示される電光掲示板を目にする。そこには具体的な数値がハッキリと示されているので、例えば数キロの短い距離に100分なんて表示されていれば、一般道に逃げて抜け道ランナー…なんて代替手段を考えたり、30分程度なら我慢するかなぁと覚悟を決めたりする。

表示されている通過時間は、本当にその時間を要するのか。気になった私は、電光掲示板をくぐるタイミングと同時に時間計測を開始。ジリジリと車列が進み、走行速度が40km/h(警視庁の統計による数値)を上回った時点で渋滞を抜けたと判断する。すると、確かに10分程度の時間を要した。撮影した区間はたまたま1km10分という表示だったが、それ以前での区間においても計測しており、表示されている時間にほとんど誤差はなかった。表示内容に誤差はほとんどなく、信用性はかなり高いと言われていただけに、実体験してみるとその精度の良さに驚かされることになった。
渋滞中は、少しでも前に進みたいのか、詰まった車の僅かな隙間を縫うようにして、車線変更を頻繁に繰り返すバカが必ずいるが、渋滞解消はどの車線もほぼ同じタイミングだったりする。しかも、スムーズな流れが再開するのは、大抵は左側の走行車線だ。運転スキルや車の性能が完全にバラバラである以上、追い越し車線は最後まで詰まりっぱなし。一生懸命、車線変更を繰り返した挙句、最後に留まっているのは追い越し車線だったりして、どんなアホ面を下げて運転しているのだろう。高速道路は巨大な一方通行の道である以上、変な挙動の車は印象に残りやすい。静かに追いついて軽やかに抜き去り、ザマ見れ!と思っている人は少なくないはずだ。