休日にも関わらず朝早く起きて、さっさと家用の共用パソコンのセットアップをしよう…と思っていたら、豪快に二度寝をしてしまい、既に9時近い時間。遅れを取り戻すかのように、他の雑務処理を行いながらセットアップを続け、残りはサウンドボードの到着とWindows Updateだ。特に後者、Windows Updateは始まるまで半日近くの時間を要するなんてザラなので、稼動させたまま放置しておくしかない。
退役したDell PowerEdge SC430は、用途も無いので解体処分となる。燃やせるプラスチック系、ケーブルを含めた雑金属系、基板系に分別していく。プラゴミは何も考えずゴミ袋に収めればいい。雑金属系ゴミはケースも含まれており、集積所に丸ごと出しても回収してはくれないので、組み立てリベットを全て飛ばし、短い金属フレーム状にしていく。側面の大きな一枚モノのカバーは、全体重を掛けて折りたたんでいく。鉄工ドリルやハンマーの音が鳴り響く、日曜大工的な解体作業となった。
残るは基板系部品。切断加工を施したグラフィックボードはもう使い物にならないので廃棄、PCIバスのサウンドボードもドライバが見つからず本当に苦労したので、これまた廃棄。メモリは後回しにしておき、残ったのはCPUとセットになるマザーボード。当時、CPUの高クロック化・消費電力の増加に伴う発熱の増大が問題となっており、より冷却性能を向上させるためにintelが提唱したのがBTX規格と呼ばれるマザーボードだった。ところがこの規格、intelの都合による規格変更と見られて「そりゃないぜ」とライバルやサプライヤーは取り合わず、しかも発熱問題もある程度クリアできたことから、一種の黒歴史となってしまった。そんな失敗作となったマザーボードを眺めていると、まさかの異常を発見した。

ATX12Vコネクタの左側、日本ケミコン製KZJシリーズ6.3V 1800uFが2本、膨張していた。両者とも、内部の電解液が沸騰して頭上の防爆弁からゆっくりと噴出したらしく、乾いた電解液には『火口』までできていた。PCIeスロットの関係で、グラフィックボードに切断加工を施しており、このストレスで正常動作しないことがあったが、これが原因だろうか。問題の電解コンデンサとPCIeスロットは遠く離れているが、複層基板だけに関係していても不思議ではない。
廃棄予定のマザーボードなので、写真としてデータを残しておき、解体作業を再開した。散らばった細かいゴミを片付けたりしていれば、もう日が傾いている。解体作業に清掃等の後始末、そして集積所への往復。この時期は汗だくになることが多く、身体をよく動かす休日となった。