「古い通帳が出てきた」と持ってこられたのが、郵政省時代の郵便貯金総合通帳。しかも国際ボランティア貯金という、受取利子をから任意の割合で寄附するタイプだった。

縦開きの通帳なんて、久しく見ていない。現住所と、以前の住所が記載されており、以前の住所は抹消線と変更手続きを行った地元郵便局の印鑑が押されていた。このことから、現住所になった後に変更手続きを終えているようだ。気になる貯金額は、1,013円。僅か7行の記帳で終わっており、その他のページは新品状態を維持していた。最後の記帳が平成10年4月1日で、18年前。消滅したか?と思いきや、この1,013円は生きているようだ。郵政民営化の絡みが関係して、平成19年9月30日の時点で、最後の取り扱いから20年2ヶ月を経過していなければセーフとなるからだ。

この口座、典型的な『子供名義で親が作った口座』となるようだ。遠い過去に「あんたの口座作ったから」と言われたような記憶が微かにあるが、その後の取り扱いが一切無かったことや今になって発掘されたことを考えると、私の将来のために作ったのではないと断言できる。というのも、貯金額の移り変わりが極めて不自然で、6,000円で口座開設、その1年後に5,000円が引き出され、利子が振り込まれて1,013円となって現在に至る点から、実態としてはへそくり目的だろう。余計な考えで口座を作りながら、その存在を忘れるという、管理が極めてぞんざいであったことが容易に想像できてしまい、いわゆる『金に嫌われるタイプ』に成り果てていた。こんなことをやっていれば、貧乏神を招いてしまうわけで、昔からそんな要素は持っていたようだ。
既にゆうちょ銀行の口座は持っているし、この口座は近日中に解約手続きだ。届出印は三文判で、私の管理外のものになることから、行方不明とするしかない。名義上は私の名前だし、本人確認としては免許証があればOKだろうか。