後輩から譲ってもらったCX4についても、やはり内蔵電池の劣化が気になるところで、まずはメーカーに修理の可否を問い合わせてみた。すると「内蔵電池は使っていない」「回路部に蓄電する仕組み」という返答が来て、内蔵電池が無くても蓄電するとなれば、スーパーキャパシタか?
スーパーキャパシタはコンデンサの一種で、電解コンデンサと比べても段違いの蓄電量を誇る。リチウムイオンバッテリー等の二次電池(充電可能な電池のこと)と比較すると、エネルギー密度は小さいが出力密度は大きく、大電流での充放電を繰り返しても耐えられる、寿命が長いという特徴がある。特に寿命、正確には有限のようだが、設計想定外の使い方をしなければ、無制限とされているほど。小型・中型の機器内部においては、日時やメモリのバックアップ電源に使われていることが多い。そういえば某制御盤を分解調査したとき、指導者からスーパーキャパシタで日時と記録を保持している…と習った記憶がある。
CX4でのバックアップがスーパーキャパシタによるものならば、先代のCX3においても同様と考えることができる。そしてメインバッテリーを抜くと日付が消えてしまうのも、ただ単にメインバッテリーが消耗し、スーパーキャパシタを充電するのに必要な電力を保てなかったというオチか。実際、メインバッテリーを新品に交換してみたら、CX3の不具合が無くなった。このことからも、メインバッテリーはある程度の年数を使ったらさっさと交換しないと、余計な不具合を呼んでしまう可能性があるということ。結果的に、CX3は修理不能という扱いだったが修理費は抑えられたし、予備機としてCX4をゲットすることもできたことが大きい。
さすがにデジカメを分解して、内部構造やシステムを知っておくことは難しい。バックアップにスーパーキャパシタが使われているかもしれない?と分かっただけでも、今は十分。