見つかってやばいことはするな

長野県軽井沢町でバスが転落し、14人が死亡、26人が重軽傷を負った事故。バスの運行会社のボロが、次々に出てきているところだ。会社では『一つのミスの背景には、ルールに反することが必ず存在する』なんて趣旨のことを繰り返し勉強してきているが、まさにこれか…と格好の事例になった。法定下限を下回る料金で請け負い、必要な点呼や健康診断がない、書類の不備(まさかの空チェック)…、ルールから逸脱していたという事実は、まだまだ出るだろう。普段から杜撰な運営していることが、すっかりバレてしまっている。

ルールというのは厳しい、困難、面倒といったことが当然ある。だがそれは、関わる全ての人を万一の事態から守るためにあるわけで、何かが起きてから定められたルールの重要性を認識するのでは遅い。事故が起きるたびに厳しいルールとなっていくが、それは二度と同じ過ちを繰り返さないためにも当然のこと。そしてルールに則ったチェックや書類整備、仕様変更を行うことから余計なコストが掛かり、最終的に顧客へ値上げというカタチで跳ね返ってしまう。企業という立場からすれば、ルールを逸脱してその事実が発覚したときの状況なんて、少しは考えれば分かるはずだが、当該する会社は何も考えていなかったようだ。他のバス会社にしてみれば、後々さらに厳しくなったルールで縛りが入るだろうが、それも一種の連帯責任といった側面がありそう。

身動きし難い状況になりたくなければ、定められたルールを徹底的に遵守。当たり前のことだ。