キヤノン EOS 60Dの使用率が向上し、同時に既存のコンデジ(リコーCX3)やデジカムの使用頻度も高いまま。それらの記録媒体は全てSDHCカードなのだが、導入時期がバラバラだったこともあり、SDスピードクラスは低速なものばかり。EOS 60Dは当然高速仕様を要求するし、デジカムも大容量の動画をリアルタイムで記録するのだから、速いほうがいい。そしてCX3に至っては、長年使い続けてきた8GBのSDHCカードが満杯に近づいていた。こんなめちゃくちゃな状態を整えるべく、思い切ってSDHCカードを再購入し、一気に世代交代を進めることになった。全てUHS-I(Class 10)に統一、保有数も減らして、機器一つに一枚のSDHCカードというペアを設定することで、使い回しをしないように配慮しておく。そして用途を失った低速なSDHCカード、容量の問題からここ数年使わなかったSDカードは処分することになった。

完全消去後、ケースと内部チップを分離し、ここからさらに細かく刻んでいく。SDカードの中身といえば、手前右側二枚の緑色の基板に大きなメモリーチップが存在するものと思っていたら、手前左側の集団のようにコントローラを含めてワンチップ化されて、大幅に小型化していた。右側の緑色基板のものがSDカード、左側のワンチップ化されているものがSDHCカードだ。内部回路の配線の太さは70nm、56nmという数値で、これはインフルエンザウイルスの直径よりも小さい。そんなところに、GBレベルのデータが記録できるようになっているから、率直な感想としては「もうよく分からないけど凄い」と感動する。
使われなくなったSDカードは意外と嵩張っていたらしく、処分後はケース内がすっきりした。メディアの大容量化に伴って、小容量の古いものはどんどん捨てていったほうが良さそう。いつまでも保管していても使いどころがないし、小型ゆえに紛失しやすく、存在を忘れたままにすればそれこそセキュリティに問題が出てくる。この手のものは、必要最低限の保有がいいのかもしれない。