夜景撮影ということで、実質夜遊びになってしまうわけだが、身体は正直なもので今日一日倦怠感が酷かった。帰宅する頃には視力がほとんど尽きてしまっていて、危ない状態だった。常日頃から吸血鬼属性と自称しているように、日光に弱い。寝ることなく起き続けて朝一番の日光なんぞ浴びようものなら、休憩を得られなかった目や肌に大ダメージを受けていたかもしれない。
6年ぶりのシルバーウィークということもあって、どこに行こうとも人が集まっており、それぞれが休日の夜を楽しんでいるようだ。0時を回って日付が変わり、気温が少し落ちて秋を感じさせる夜。次の夜景撮影ポイントに到着し、撮影を堪能する…はずだった。到着してみると、本来は立ち入れない広場に車を並べて占拠し、排気音を響かせて集会を行っている光景だった。しかも、視界に入るのは大人だけでなく、足取りがおぼつかない幼児の姿。一人や二人ではない。深夜の集会に、子連れで参加していた。
「寝る子は育つ」という諺は間違っていない。身体の発育に重要な役割を果たす成長ホルモンは、昼間よりも、夜寝ているときに多く分泌される。成長ホルモンは傷ついた細胞の修復、骨を伸ばし、筋肉を増やす役割を持っている。しかも、生後3ヶ月あたりから分泌が始まり、4~5歳がピークに達する。この年齢のタイミングで、しっかり寝る習慣をつけないと、将来の発育に悪影響を及ぼす可能性がある。
そんなことは知らなくとも、こんな時間帯に子どもを連れ歩いて遊ぶなんて、これが今時の世の中なのか。だいたい、幼児なんざ20時、どんなに遅くても21時には寝かしつけてしまうのがスジではないのか。私の常識が世間とズレているのではないかと、少々心配になってしまった。子どもの成長より、車を並べて自分らの満足感を優先することは、身体は大人でも思考が幼いまま。親の夜に寝ない教育を受け継いだ子どもが、そのまま同じ事をする。子どもが子どもを作る時代なのかもしれない。
排気音やホーンを鳴り響かせ、警察までウロウロする状態。そんな連中を軽蔑の目で見つつ、さっさと撮影を切り上げ、また別の撮影ポイントへ速やかに移動を開始。普段は静かな環境のようだが、今回はとても残念な有様。再度訪れたときは、いい環境で撮影したいものだ。