鬼怒川

鬼怒川の堤防が決壊。川の水が溢れ出し、街は完全に水没してしまった。付近の方々には、心からお見舞い申し上げたい。

南北に伸びる帯状の雲により雨が長く降り続け、各地の河川が増水し、氾濫を警戒していたところに実際に起きてしまった。相手は自然で、対し人間はちっぽけな存在なので、翻弄されるしかない。災害の報道といえばNHKで、民放なんざスクープ感を強調し、ヒステリックな印象を植えつけようとするから使えたものではない。状況を知りたくてNHKをとりあえず見ていたが、中継になると辺りが暗いおかげで、状況の全貌があまり分からず、明日にならないと見えてこない部分が多いようだ。

311の震災以降、過度な自粛ムードは経済的な二次被害発生させてしまうことが、広く知れ渡った。被災地以外の我々は普通に生活し、経済活動をすることが巡りに巡って被災地の支援につながる。状況を見守りつつ、やることをしっかりやるだけだ。

こちら多摩川は、今朝には河川敷の水が早くもひき始めて、本来グランドとして使われていた区画が姿を見せはじめていた。帰り際には、流れは川本体部分のところまで戻っており、上流からの濁流が落ち着けば茶色くなった水からいつものネイビーブルーな水に変わるはず。雨のピークは過ぎ去り、雨雲は途切れ途切れになってきたとはいえ、まだ南から北に向かってまとまった雨が降っている。今夜いっぱいは、雨粒が地を叩く音を聴き続けることになりそうだ。