ストックと実物調査を兼ねて

先日、ディーラーにて部品の在庫状況を調べてもらい、その対象物はブレーキマスターシリンダーASSYこと46100-S03-Z02。結果としては「もうないみたいですね」とのことで、この時点ではそーなのかーと納得。

ブレーキ関係の部品販売業者といえば、ミヤコ自動車工業と制研化学工業(Seikenブレーキ)の2社がある。特にミヤコ自動車工業では、同社から公開されているカタログを眺めていると、全てではないもののEK9シビックRに適合する部品がけっこう販売されていることが分かる。

最も興味を抱いたのが、ブレーキマスターシリンダーASSYが販売されている点。純正部品番号から調べてみると、ミヤコ自動車工業としての型番が割り振られいる。

ミヤコ自動車工業での品番検索

純正部品番号が46100-S03-Z02に対し、ミヤコ自動車工業ではTD-H248となるようだ。ちなみに、発注した7月上旬と在庫状況が変化し、その時点では大阪在庫が△マークになっていた。

続いてTD-H248で検索を掛けてみると、タンデムマスターシリンダーASSYの代表画像として、どのWebサイトも同じ写真ばかりが掲載されていた。

TD-H248の代表写真の例

このような写真ばかりが出てくる。明らかにシビックR用ではなく、純正ブレーキマスターシリンダーASSYが欠品となっている以上は、実態を掴んでおきたいとなって、発注に至る。

ミヤコ自動車工業TD-H248

発注から到着まで2週間ほど要したが、無事にミヤコ自動車工業のTD-H248が到着。見慣れたシビックRのブレーキマスターシリンダーそのもので、部屋に持ち込むと巨大化する定例パターン。純正品との違いは、リザーブタンクのキャップが鮮やかな青になっていることか。

ホンダ純正46100-S03-Z02

こちらは現車のブレーキマスターシリンダー。だいぶ汚れてきているが、定期的にオーバーホールを行って内部のマスターシリンダーセットは長く使わないようにしている。

日信工業の文字がある

本体にはNISSINのロゴが見つかる。経営統合が進んだ現在はAstemo株式会社となっており、NISSINはブランド名として存続している。

見慣れたS03の文字

これまた見慣れたS03の文字を発見。

削り取られた表記のナゾ

二つ目の純正品との違いがここ。本来はHONDAの文字があるが、TD-H248ではこのように削り取られている。金型がどう流れているかは闇そのものだが、あくまで補修用部品でホンダ正規品ではないという扱いなのだろう。

純正品が欠品なら社外品で対処するしかなく、ミヤコ自動車工業は最終防衛線の一つだろう。しかし、ミヤコ自動車工業もボランティアではなく、いつまでも生産を続けるわけではなく、突然の廃番情報が出回ることがあるようだ。社外品で在庫があるから、この先も大丈夫ではないということ。