『【故障事例No.5】レカロシートの背もたれが前倒しできなくなるトラブルについて』を追加。
解決策としては背もたれ内部のワイヤーを交換するしかないが、ここでの懸念はどれだけの作業時間を要するか。2017年9月に行ったリフレッシュ作業では2時間程度で終わったという記録があり、一応の目安にはなるだろう。
さっそく分解が始まり、殆ど苦労することなくサクサク作業が進む。7年前に行った作業を忘れているのではなく、実は職場でも極めて似たような作業を頻繁にやっていて、出た文句は「なんでプライベートでも同じ作業せにゃならんの」と。
問題になったのはワイヤー交換以上に、2017年9月のリフレッシュ作業で施した接着剤による補強。確かに形状そのものは崩れにくくなっているが、補強していない部分で崩壊するようになっていて、一部分だけ強くしても時間稼ぎにしかならないと実感。このあたりの処置については、今後の課題とする。
2時間も掛からずに作業を終えて、座面と背もたれを連結。再び背もたれが前倒しできるようになって、これだよこの使い心地!となり、使い勝手の悪さから解放されて安堵することができた。

レポート内にも掲載している写真で、フレームに開けられた穴がワイヤーガイド代わりになっている様子。グリスが残っていたならともかく、乾燥した状態では穴のエッジ部分でワイヤーが削られてしまい、最終的に破断に至る。
ワイヤーをカバーで覆っていない設計は考えもの…と捉えるところだが、もう一つ。恐らくは、頻繁に前倒しさせるような使い方は想定外だったのではないか。毎日の運用で、当たり前のように背もたれを前倒しして荷物をリアに放り投げ、目的地に到着すればまた前倒しして荷物を取り出す。一日に何度も前倒しし、それが17年に渡って続けばワイヤーが破断してもおかしくはない。
破断はレアケースかもしれないが、レカロSR-3では少なからず発生している事象。Xでのポストに『同様のトラブルが発生する可能性がある』と書いたが、破断することを知っているか否かで、その後の対処の難易度はずいぶんと変わってくるもの。
午前中にシビックRのシートを片付けてしまい、午後からはGR86の足回りチェック。初夏で体が暑さになれていないため、早めの解散となった。大変お疲れさまでした。