納車されナイトライド

日中の仕事に区切りをつけて、自転車の受け取りで魔都、新宿へ向かう。

自転車本体を前に、機能説明や保険関係の再確認、注意事項といった流れは、自転車だけでなく自動車でも全く変わらない。店を出るまでに、だいたい30分以上は要しただろうか。

「え?今から走って帰るんですか?」
「そうっすよ?昔は池袋とか銀座へチャリで行き来してましたし、新宿スタートならすぐっすね」

週末で18時過ぎの新宿といえば、人の混雑具合は相当なもの。自転車で走れるような環境にはなく、押し歩いて少しでも人の少ないエリアに移動して、いよいよ走り出す。

バーハンドル特有の幅の広さと、ポジションが一つしかないデメリットから、車道を走るには少々気を遣う。クロスバイクのフィーリングを確かめつつ国道20号を西に走り、あっという間に環七通りとの交差点…大原交差点に到着。

大原交差点

交差点を左折、環七通りへ入る。ここからは大人しく南下し続けるだけ。道路混雑もなく、スムーズに走り続けることができた。

大田区南千束交差点

大田区に突入してしまえばもう地元で、補給地点を選び放題になるためか、本格的に空腹を感じてくる。ここらで遅めの夕食と休憩を兼ねて、30分ほどダラダラと過ごす。

環七通りの沢田交差点

沢田交差点に到着して、あとは寄り道しながら帰宅。諏訪神社に立ち寄ったら夏季例大祭前日で、すっかり忘れていた。近くにある交通公園には、ルールにうるさいおじさんは今でもいるのだろうか。

何事もなく帰ってきたところで、さっそく雨用チャリとして使うためにドロヨケの装着やレインタイヤへの交換をすぐにできるよう、準備しておく。

走ってみたところでは、ロードバイクのような軽快性はなく、かといってMTBのような重さはない。ランドナーのように長距離走行用ではなく、あくまで近距離走行用となっているためか、乗り心地や直進安定性は割り切っている節がある。クロスバイクとは、悪く言えば中途半端、良く言えば街乗り特化チャリという第一印象となった。