今日は首都高で重大な事故が相次いだ。
朝っぱらは美女木JCT付近で追突事故が発生。7台の車両が巻き込まれ、うち4台が炎上したという。報道の中には爆発という文字もあり、決して広くはない区間においての事故だけに、相当な規模になっていたことが容易に想像できた。
そして夕方。今度は湾岸線。追い越し車線に車のトラブルで停車していたところにトラックが突っ込んでしまうという、これまた恐ろしい事故が発生。
事故の規模やその悲惨さから、同日の事故ながら報道の扱いは首都高湾岸線が多かった。一方で、美女木JCTでの事故は、逮捕されたドライバーが「意識が無かった」という趣旨の供述をしたことから、関わってはならないという一種の報道しない自由なのか、あまり触れようとはしない雰囲気が感じられる。
報道されていない事故として、朝に横羽線で事故が起きており、壁面を破損させて緊急工事規制が入った。そこに湾岸線の事故による通行止めが起きてしまい、東京と神奈川を結ぶ首都高の路線は完全に滞るという、地獄絵図になっていた。
ある意味では走り慣れていて、日常的に使うことの多い湾岸線。だからといって決して気を緩めることなく慎重に走るが、今回の事故のように、右車線に止まっている車がいるとは正直なところ、想定はしていなかった。そういった油断こそが事故原因にも繋がるわけで、まさに他山の石。
昔と違って、車の性能は良くなり、支援システムによるブレーキ制御も行われるようになった。しかし、乗っている人間はどうか。前方の注視よりも手元のスマホのほうが気になって、まともに走れないドライバーは当たり前のようにいる。この先、重大な事故を起こせばスマホの通信ログまで解析されて、草の根を分けるようにして徹底的に調べられてしまうかもしれない。

高速道路における交通事故で、二次災害を防ぐには。
・ハザードランプを点灯させ、路肩に停車。
・発炎筒を車両後方に設置。
・ドライバーや同乗者はガードレールの外側に避難。
・事故状況を関係箇所に通報。
これまで幾度となく事故の救援を行ってきたが、当該者はパニックになって、どうしたらいいか分からなくなっているパターンが殆ど。特に高速道路の場合、その環境から他車は一瞬で近づいてきて、1秒で事態が大きく変わる。事故は起きないだろうでななく、事故が起きるかもしれないという考えと日頃からのシミュレーションが、明暗を分けることになる。