走れるうちに走っておく

2019年10月の台風19号は、関東甲信地方で記録的な大雨になり、甚大な被害をもたらした。居住地周辺もけっこうなダメージを受けていて、長らくそのまま放置されて今年。ようやく被害の復旧工事が行われた場所もあった。一回の災害で、その後の被害復旧までには、相当の時間を要することを体感することになった。

各峠道も被害を受けていて、最も身近な酷道である国道299号では土砂崩れが発生したようで、災害復旧工事に伴う通行止めが長らく続いていた。今年に入ってようやく通行止めが解除され、シャブ(会社自動車部)のY氏に言わせれば「夏から秋の大雨でまた土砂崩れでも起きたら走れなくなる。だから走れるうちに走っておくのがベストですね」との助言を受け、急遽R299の酷道区間を走ることにした。

と、その道中。便所休憩で、R299沿いの道の駅上野に立ち寄ることにしたのだが。

道の駅上野駐車場

ここ、あの道の駅上野だよな…?と周囲をウロウロ。以前訪れたときは工事が行われており、路面は掘り返され、駐車スペースが少し減らされていた記憶がある。

大小様々な虫が飛び回って、『連結器』の幹部分に飛びついてくるスリルを味わえる、あの常に汚かった便所は片付けられ、二輪用の立派な駐車スペースに変わっている。トイレへ行くのに道路を横断しなければならないという、地味に安全性に疑問が浮かぶ建物配置は改められた。

道の駅上野の母屋とガソリンスタンド

そのトイレは母屋側に集約された。犬用便器も設置され、どう使うのが興味がある。JAのガソリンスタンドも併設され、ドライブの拠点としては申し分のない設備が揃う。

R299内の覆式落石防止網

訪れるたびに何かしらの変化が起きているのがR299の酷道区間で、新たに覆式落石防止網が設置、または新品に交換された部分があちこちにある。

十石峠の碑と

しばらく訪れないうちに、十石峠の碑周囲にある木々は立派に生長しており、覆いかぶさるようなレベルになっていた。展望台は床面破損で閉鎖中となっていて、こちらの復旧も望まれるところ。

今回はまず走ってみて、路面状況を再チェックすることがメインになっていた。土砂崩れの影響なのか、道中で視界が大きく開けた区間が新たにできていた。意外と眺望が良かったりするので、次回走行するときはしっかり見てこようと思う。他車の往来が妙に多く、全く気が抜けず写真撮影は少なかった。

長野県に入ってからあちこちの峠道を巡り、総走行距離は655km。