ポイントカードという存在が、あまり好きではない。
そんなことから、過去一年間のうちに店に行かなければポイントカードは解約して、破棄するようにしている。解約して破棄したところで、久しぶりに店へ出向いて買い物したとする。そして会計時には「ポイントカードありますか?」と聞いてくる。財布の中にあるわけが無いし、無いと言えば加入を勧めてくるのが鬱陶しい。低額でも大きなポイントが付与されるタイプのポイントカードが、この傾向だ。
断ったら断ったで、あれこれメリットを告げて「この機会にぜひ」と、二次攻撃まで受けたことがある。さすがに対応するのが面倒になったので、最近は「忘れました」で済ませているが。
同じ商品を様々な店で購入できる世の中で、何度もその店に来てもらうための小道具として、ポイントカードが存在している。再来店する固定客を一人でも多く確保し、結果的に売り上げを向上させる方法の一つとして機能している。2割の固定客で8割の利益を生み出す考え方もあるそうで、ポイント漬けにして客を取り込み、たくさんの金を落としてもらうのが最終目的だ。「特定日はポイント2倍」「雨の日はさらに還元」なんて、購買意欲を増加させるための殺し文句。このタイミングでいろいろ買う人は、多いのかもしれない。
これで店の売り上げ向上に役立っているわけだ。ポイントを大量に付与されて商品が買えて、店も利益が出るし、双方共に満足できる。もっと言えば、ポイントを失効させないために、定期的に店へ来店させ、何かしらの買い物をさせるようになれば、もう完璧。客側にとって、せっかく積みかねたポイントが失効するのはもったいないと感じるだろうし、この点でも利益の元になる。
ポイントを利用して客の購買意欲を向上させ、より利益を出そう…なんて解説が、大量に発見できる。そうなってくると、客側となるこちらは、どうも店側に踊らされているのではないかと感じてしまう。結果的にはそういうこと。ポイント倍増や特別会員といった言葉で、店側にコントロールされる筋合いはない。
店で買うか買わないかは客の自由だし、ポイントのために選択肢やタイミングを失っていては、いい買い物もできない。過去一年間、店に出向かなければ、その店で買い物する理由が無くなったということだ。