デジタル文章とか

ちょっとした資料を探していて、ローカルに保存してあるhtmlファイルを読んでいるところだ。かつては各Webサイトで公開されていたものだが、サービス終了が相次いだことで、現在は削除されて失われている。

保存上のタイムスタンプとしては2010年代半ばなのでそこまで古くはないが、公開日時となれば最も古いので1990年代後半。もう少しで四半世紀レベルになるhtmlファイルもあって、進化と変化が激しいネット界隈ながら、意外と長く保存が効くのかと感心する。当時のブラウザ、恐らくInternet Explorer3や4、Netscape Navigator3.xから4.x向けに組まれたhtmlなのに、現代のブラウザ…Chromiumベースのブラウザで全く問題なく読むことができるのだから。フォントいじりや<marquee>タグなんても、当時と変わらず表示されていたりする。

さらに遡ると、1980年代後半から1990年代前半のMS-DOS時代のソフトに添付されているReadme.txt/Readme.DOCも問題なく読める。書いてあることは今の時代にも通ずるものばかりで、著作権の宣言、転載やコピーに関する記述もしっかりあった。著作権法にソフトウェアが含まれたのが1985年だから、このときから著作権に関することを調べていたことになる。今と違って検索サイトなんてなかっただろうし、人づてや図書館、専門サイトを参照していたのだろうか。さすがにNIFTY-Serveを含めたパソコン通信の記述が出てくるとお手上げだが。

この先もローカルに保存されたデータは、失わなければ読み続けることは可能だろう。かつてはデジタルなデータは保存が効かないとされていたが、今はどういう評価なのだろう。