ある日の早朝、交通量はそれなりにある幹線道路を走っていると、前方の車が次々と車線変更をしていく。路駐か何かがあるのかと思っていたら、いたのは路面清掃車…ロードスイーパーだった。
清掃作業は行われておらず、恐らくは基地に帰る途中だったのだろう。清掃作業中特有の低速運転ではなく、そこそこの速度で走っていた。それでも幹線道路特有のスピードにはついていけず、後方の車は続々と追い越しをしていたようだ。
いわゆる『働く車』が好きなので、このロードスイーパーもじっくり見たいところだが、走行中はそうもいかず。ちょうどいい具合に信号に引っかかって、タイミングよく撮影したのが次の写真。

ロードスイーパーのケツ。車体の大きさの割に後輪は小さく、しかもポジティブキャンバー、V字型にセットされているのが最も目立つ点か。合計4本のタイヤを備えているが、これで三輪式と呼ぶそうな。路肩のゴミを収集していくために、道路の端に寄りやすいよう後輪側が操舵するようになっていて、フォークリフトのようにケツを振りながら走っている姿を何度か見たことがある。
なぜポジティブキャンバーになっているのか。小回りを効かせるためという理由がよく見つかるが、他にもある気がする。ポジティブキャンバーにしておけば、ステアリングハンドルが軽くなり、直進性が良くなるといったメリットが思いつく。後者、直進性…?フォークリフトのような、フラフラした走りにならないようにしている意図もありそうだが。
進行方向の都合でケツを眺め続けることはできず、ロードスイーパーはあっという間に見えなくなった。深夜帯に作業をする車だけに、明るくなった時間帯にこうして見られることは運が良かったか。清掃作業、お疲れ様でした。