上を向いてアンテナ見物

散歩や通勤では歩きスマホ…となることは無く、しっかりと前を向いて歩く。ただでさえ交通量と人の交差が多い街中なので、それこそターミネーターの眼内モニター(視覚情報画面)の如く、周囲の状況を把握し続けながら歩くことになる。

歩いている中で、家々の屋根が視界に入る。アンテナが設置されていることは別に珍しくはないが、揃いも揃ってみな同じ方向を向いている光景が、無線のちょっとした勉強に繋がってくる。テレビ受信用のアンテナは向きがあり、設置された先には送信局があって、ここでは東京スカイツリーに向けられていることが多い。

UHFアンテナ

屋根上に設置されている地デジ用UHFアンテナの例。電波は写真右側の奥方向から飛んできて、アンテナの方角を向くと確かに東京スカイツリーが見える。

少なからずアナログテレビ放送用のVHFアンテナが残っている家もある。

VHFアンテナとUHFアンテナ

上にあるのが地デジ用のUHFアンテナ、下にあるのがアナログテレビ放送で使っていたと思われるVHFアンテナ。それぞれが別の方向を向いており、送信局は全く別。UHFアンテナ設置時のテストで、受信状況が変ったのかもしれない。

地デジ放送によって、テレビの受信用アンテナはVHFアンテナからUHFアンテナに切り替わり、役目を終えて取り外されていった。少なからず残っているVHFアンテナを見て、そういえば昔はこんなアンテナだったなと思い出すことになった。