平井信号所見物

JR東海の飯田線、豊橋駅を出て豊川駅方面へ向かう一部区間は、名鉄の名古屋本線と共用になっている。よってJR東海の電車が走ったと思ったら、次は同じ線路上を名鉄の電車が走り抜けていく。ライバル企業が同じ線路を使っているという光景が、ここでは日常的なもの。

飯田線と名古屋本線の分岐点は平井信号所に設定されており、車内からすぐに分かるとか。それならばと実際に飯田線の電車に乗って、まずは車内側から見てみることに。

豊橋駅を出て、しばらくするとズゴゴゴゴッ…と地響きのような、低い音が後方から聞こえてくる。何事?と横を見ると、貨物列車がパスしていった。

EF66の100番台

先頭の電気機関車はEF66の100番台。久しぶりに見た気がする。つい先日、「66は扱いにくくてねー。パワーあり過ぎてスピード調整がシビアで大変」なんて意外なハナシが伝えられたところだが、パワーはあればあるだけ有利と思っていただけに、独特の扱いにくさがあるそうな。

船町駅、下地駅と停車して、小坂井駅の前に、目的の平井信号所が設置されている。近づいてくると、すぐに状況が分かった。

平井信号所

分岐点直前。Y字型のポイントレールで、右側がJR線、左側が名鉄線となっている。

名鉄名古屋本線と飯田線の分岐点を通過

分岐点進入開始。よく見ると架線柱のデザイン、組み方がJRと名鉄で全く異なり、JRは鉄柱、名鉄はコンクリートの一本モノになっている。また、架線のへ電力供給も両社できっちりと分けられていて、名鉄線側ではすぐにセクションが設置されている様子が、標識を通じて分かる。

豊川駅を中心に考えれば、豊橋方面の電車は20分程度を待っていれば次が来る。ついでに豊川駅周辺では貨物列車の本数が多く、そこに名鉄の電車が来るのだから、思ったよりも暇になりにくい。次の機会では、平井信号所の踏切から供用区間の状況を見るとしたい。