コンパウンド

コンパウンド…ここでは、粉末状やペースト状の研磨剤を意味する。

シビックRの手入れ用として、チューブ入りのコンパウンド三本セット(粗目、細目、極細)を買ったはいいが、結局余ってしまう。一度開封してしまえば、少しずつ劣化して硬化していく。いざ使おうとすると、がっちりと固まっていることに気づいて買い直し…とは私だけではないと思う。

コンパウンドを使って金属をしっかり磨くと、自分の姿がハッキリと映る。これで「鏡面仕上げ」と言われるが、厳密にはコレは間違っているらしい。鏡面というからには、ミクロンオーダーのレベルで歪みがないことが必要で、少しでも歪みがあった時点で合致しなくなる。こんなときに使うのが「光沢仕上げ」。

このことから「鏡面」と「光沢」は全くの別ものであることを頭に入れると、鏡面という単語を使えるシーンはほとんどないことが分かる。正しい意味を知っている業者に「鏡面仕上げにして」と依頼すると、とんでもないレベルの加工品と桁数が恐ろしいことになった工賃が来るかもしれない…。