体温計その後

先日、電子体温計の電池(LR41)がどこも売り切れ。コンビニで偶然発見して無事に購入できた…なんてことを書いた。

LR41と古い体温計

電子体温計は2本ある。この2本の体温計のうち、向かって上側(アイボリー)のほうが、測定時間が短いことが分かった。こちら側をメイン機にするとして、確保したボタン電池に交換。緊急事態に備えて、スタンバイしておくことになった。

電子的な体温計だけでなく、こういう体温計もバックアップとして備えておく。

水銀体温計

T-1000水銀体温計。使う前に軽く振って水銀溜まりに戻しておき、脇の下に挟んで10分ほど待つ。その間に水銀が体温で膨張し、封入してある目盛りを読み取る。37℃が赤い字で表記されている理由は発熱の判定用ではなく、日本人の平熱範囲内の目印というのが真相らしい。

テルモ製の病院向け水銀体温計

背面。怪しい中華製ではなくテルモ製で、HOSPITAL USEの文字からモノは確かだろう。電子体温計と比べて測定に時間は掛かるものの、数値は同じ。むしろ、ガラスの形状が脇下の窪みにうまくフィットしてくれるので、電子体温計より使いやすい。

ガラスで完全に密封されていることから脇下だけでなく、舌の下(口腔)に使えて、直腸温もOK。それにしてもだ。最も正確な体温が測定できるとはいえ、ケツの穴に水銀の棒を突っ込むというのは、羞恥心以前に怖い。

何かの拍子でケツの穴をキュッと締めてしまい、ベキッと割れたら…という恐怖感。秦の始皇帝が不死の薬と信じて水銀を摂取し続けて死んだとされ、そんな危ないものを出口から逆行させてまでは使いたくない。

中身は一種の毒物であること、中身と同じものを飲んで死んだ王がいたこと、割れたらその毒が流れ出るので、振るときは広いところでしっかり握って…という当時小学校低学年だった私に、繰り返し指導した母親。今なお忘れていない。