かれこれ10年以上に渡って、シビックRの純正部品をストックし続けてきた。パーツリスト上の部品はだいたい持っていそう…なんて言われたことは一度や二度ではないが、実際はそこまで多くはない。
先日、部品がないと言うなら、その欲しい部品とはいったいなんだ?といった趣旨の文章を書いたところだが、では再販された場合、間違いなく注文を出すような部品はなにか。

その筆頭が、運転席側のシートベルト。車を動かすときは、装着するために必ず引っ張り出し、降りるときには戻す。こんな動きを22年近くも続けていたら、潤滑油切れで動きが悪くなり、写真のようにダラりとベルト部分が出たままになってしまう。「この時代のホンダ車って、手でベルトを戻すんっすか?」と若いディーラーの営業担当氏に驚かれたが、単純に戻りが悪いだけ。
ベルトの戻りが悪いことは見た目の影響ではなく、ドアのラッチに引っかかったまま、もしくはサイドシルに飛び出たままとなることがあり、これでドアを閉じると挟みこんでしまい、ベルトに傷が入る原因になる。
新品が出ない以上は中古品に頼るしかないが、事故車からの取り外しであれば衝撃のストレスを抱えている恐れがあり、そうでなくても経年と老朽化ですぐに動きが悪くなることが予想され、決して安心できるものではない。クローゼットに放り込んであるシートベルト本体も、なるべくなら使うことなく廃棄したいもの。
ビートの部品再販状況のWebサイトを確認すると、赤い字で「再販は一部の部品のみとなります。」と書いてあるくらいなので、その量は決して多くはない。このことからも、将来的にEK9/DC2といった初代タイプRの部品が再販されたとしても、維持が容易になるレベルには程遠いと予想がつく。
最新のEK9シビックRの部品供給状況は調べていないのでわからないが、早めにストックしておいて正解だったことは確か。