グランドセイコーの精度チェックを開始してから、10日が経過した。過去の経歴が散々で、ムーブメントの調子も良くない。その証拠に、精度についても少しずつ状況が見え始めており、既に1秒の遅れが出ている。もともとオーバーホール前提なので、遅れようが特に問題はなし。不調を抱えている以上は、機械式時計の勉強には格好の材料なので、もうしばらく様子見が続く。
●精度調査条件
1.机の上の置時計状態なので、常に文字板上。
2.毎朝、竜頭によるぜんまいの巻上げを行う。
3.基準時計は電波時計とGPS由来の時計を使用。
4.基準時計のバックアップは年差クォーツを使用。
以上、条件はとても簡易的なもの。10日で1秒の遅れなので、一応基準値内…平均月差±15秒(日差±1秒相当)となる。ただ、時計は遅れるより進むほうが都合がいいので、現状では使えたものではない。将来的にオーバーホールを行ったとき、どのようにリフレッシュされるか楽しみ。ちなみに、OMEGA Speedmaster Professionalも同時に調査を行っており、こちらは10日で+15秒程度。購入当時は一週間で分単位レベルもの進みだったが、最近になってようやく落ち着きつつある。

GPS由来の時計と比較すると、グランドセイコー側が1秒程の遅れがある。スマホに機械式時計を近づけることは自殺行為そのものだが、スピーカー部分から5cm程度の間隔があれば磁気は無視できる。両者を並べる前に、方位磁針でスマホ周囲の入念な磁気調査を行っている。