子供のころに読んだ絵本「はれときどきぶた」において、○の中に∞を書いたブタの天気記号が出てくる。それが現実世界における煙霧というわけで、その当時は煙霧ってどんな天気だろうといろいろ想像した記憶がある。
14時過ぎから急激に外が暗くなり、天気が崩れる情報は入っていなかったし、一体何事?と外へ出てみると黄色い世界が。かなり強い風が吹いており、しかもヒューヒューと音を立てている。地上でこの有様、高いところからはどう見えるか。ただ事ではないことは確かなので、念のためマスクを着用しておく。

視界全体が黄色くなっており、遠くのものが全く見えない。強い風に乗って何かが舞い、痛くて目を開けていられない。目の痛みに耐えつつ写真を撮り、外にいられる環境ではないので、すぐに部屋に戻る。部屋の窓枠には黄色い粉が積もっていたことから当初は黄砂かと思ったが、どうも違う。気象庁の黄砂飛散のマップには出ていない。しばらくして情報が入る。寒冷前線が関東地方に接近し、北西から強い風が吹いた影響で土やちりが巻き上げられて発生した煙霧とのことだった。これが煙霧か。はれときどきぶたで想像した煙霧とは程遠い、極めて身体に悪そうな天候だ。
風向きによって、ここまで土やちりが派手に舞うということは、普段から大気が汚いことになるが…。住んでいる地元の大気環境は工場の排煙やトラックの排ガスで日常的に汚いし、今更どうもできない。だから最近よく聞く、PM2.5とやらもあまりピンと来なかったりする。