都心部だけあって紙幣の流通量は凄まじいようで、7月3日から引き渡しが始まった新紙幣(F号券)は、すぐに手元にやってくることになった。なるほどこれがF号券かと、むしろ新札特有の滑りやすさにあたふた。
主にデザイン面で、ネガティブな意見が目立つような気がする。金運的な意味も含めて、そういったことはあまり口にしないほうがいいと思っているのは、私だけではあるまい。
さて、新紙幣が来たならば、さっそくマイクロ文字を探す。手元のデジカメ、リコーG900は顕微鏡モードなるマクロ撮影機能が充実している。練習がてら、千円紙幣のマイクロ文字を撮影してみた。

真っ先に見つけた、表面左上のマイクロ文字。千円と漢字で書かれた右側の模様内部。

次に表面左寄り。11本の斜線が刻まれ、その上側に描かれた模様の内部。

表面右下。1000と表記された数字の背後に描かれている模様の内部。
F号券の裏面へ。裏面のデザインは葛飾北斎の『富嶽三十六景、神奈川沖浪裏』。もうこれだけで満足。というのも、葛飾北斎の浮世絵は昔から大好きで、富嶽三十六景の神奈川沖浪裏は超代表作。まさかこの絵が紙幣に採用されるとは、遠い昔では考えられなかった。
葛飾北斎の富嶽三十六景だけでなく、歌川広重の東海道五十三次も好きということもあり、東京から名古屋、京都に掛けての移動中、地名を見るたびにあの絵の場所…と思い出す。そうなると移動時間もあっという間に過ぎる。いわば聖地巡礼の一種かもしれない。
閑休話題。神奈川沖浪裏となれば、高く激しい波でお馴染み。マイクロ文字を埋め込むには好都合なのかもしれない。

鮮魚を江戸へ輸送中の3艘の高速船こと、押送船。その中で、波に揉まれている真っ最中の左側の舟の下。

左上の模様の内部。

最後、発券局長印の左側、波状に描かれた模様の中。
これらマイクロ文字は肉眼で見つけられなくなったら、いろいろとマズいものがある。まだ問題が無いことに安心感を抱いていた。先日のシビックRの修理費の支払いでは、栄ちゃんの新一万円紙幣を普通に使っており、マイクロ文字のことをすっかり忘れていた。最も流通量が少ない新五千円紙幣はまだ手元に来ていない。