リアトレーリングアームブッシュ、補足説明

4月のタイヤローテーション(345,000km)にて、リアトレーリングアームブッシュに経年による小さな亀裂が見つかった。

これまでの走行実績…工場製造当時から73,400kmの時点で亀裂が入っていることを指摘されつつ、199,006kmまでその純正ブッシュを使い続けた点、199,006kmでのブッシュリフレッシュ後は5,000km毎にシリコンをスプレーし、ゴムの長寿命化対策を行っている点、サーキット走行を休止して負担を減らした点から、ゴール目標である384,400kmまでは耐えられるだろうと捉えている。

それでもゴールまでは何があるか分からず、あらゆる可能性を考えておくのが旧い車を維持する上での指針。念のため、新品のリアトレーリングアームブッシュを手配したのが6月で、同時に下記のようなツイートを行っている。

けっこうな反応があって驚かされた。今日は補足的な内容を改めて記述しようと思う。

EKシビックでは、リアトレーリングアームブッシュの単体供給はなく、パーツリスト上でもトレーリングアームASSYで設定されている。後にS様から提供された情報によると(ありがとうございます!)、他車種では52385-SR3-000として単体設定されており、2022年6月末現在でも購入することができる。SR3の設定から、恐らくEG系シビックに関連する車種向けで、検索上ではCR-Xデルソル、初代CR-Vがヒットする。EK系シビックにも使うことができるそうだ。

52385-SR3-000その1

実際に52385-SR3-000を購入してみた。ビニール袋に封入されているわけではなく、丸裸の状態でやってきた。

52385-SR3-000その2

車体に装着されていると気づかないが、部屋に持ち込むとやはり大きい。部品の形状から、どうストックしておこうか悩むことになった。

次に、社外品代表格としてSPOONの強化ブッシュ。通販では納期が早く、トレーリングアームを持ち込めばブッシュ圧入作業も行ってくれるといった点が最大のメリット。しかし、トレーリングアームはできるだけ可動域を広くしておき、なるべくショック側に仕事をさせたい。その観点からすると、SPOONのブッシュはゴム密度を最大限まで増やした結果、捻じれや動きを規制され過ぎてしまう懸念がある。

参考→EK9 ブッシュ交換など

この高いゴム密度の強化ブッシュ。よく調べてみるとジェイズコーポレーションやゼロファイターから販売されている強化ブッシュセットとそっくりなデザインになっているのが気になる部分。

トレーリングアームの動きを妨げず、ブッシュとしての本来の役目を期待できそうだったのが、MAドマーニに採用されていたスライドブッシュ。部品番号は52380-ST0-003。水平回転方向の可動に加え、左右方向にスライドするようになっていて、純正部品ながら社外のピロブッシュのような動きをするとは、まさに理想部品。問い合わせてみると「今は出ませんね。買えないです」と返答で、現実は酷なもの。

最終的に、耐久性を目の当たりにしてきて、現車でも使用中の無限の強化ブッシュ、52385-XE9-S0N0を再び選んだ。装着するにはサスアームの分解と圧入作業が必要になり、さすがにDIYでは無理。もちろん、この先384,400kmまで使用中のブッシュが持ち堪えることができたなら、使うことはないだろうが。