情報開示

小規模ながらも投資をやっていると、世界市場や金融業界の動きが嫌でも気になってくる。毎日大量に入ってくる情報を分けていたところ、たまたまローン絡みの記事を見つけ、次第に興味はそっち方面へ動くことになった。

ローンを含め、銀行や貸金業者から金を借りる以上は、返さなければならない。金をきっちり返したか否かは常に記録され続け、しっかり返せば「こいつは信用できるから、次はもっと貸せるようにしよう」と評価されるし、逆に返さなければ「こいつには貸してはならない」となり、自己破産すれば要注意人物として記録される。そんな信用情報を持つ機関が、日本国内には3つ存在する。私が自動車ローンを抱えていた当時であれば、ずいぶんとたくさんの信用機関があったようだが、現在は3団体にまで統合が進んだ。

銀行系:全国銀行個人信用情報センター(KSC)
クレジット系:シー・アイ・シー(CIC)
貸金業者系:日本信用情報機構(JICC)

自動車ローン、住宅ローン、クレジットカードや銀行の目的別ローンを使えば、それぞれの所属系列で信用情報が日々記録され続ける仕組みになっており、未払いや滞納情報は3団体で共有されることになっている。

スマホを含めた携帯電話を分割で買うと回線会社側が貸し手となり、支払い状況が信用機関に記録されることになっており、電話料金の未払いや滞納をすると信用情報に傷がつく可能性がある。ネット上には、電話料金の未払いや滞納で、将来的に家や車のローンが組めなくなる恐れがある…なんて記事が定期的にアップされるのだが、あの手この手でスマホを分割払いで売りたい回線会社側と、ユーザー側は分割払い=借金しているという意識が希薄な現状では、危機感の向上には役立っていないようだ。借金には抵抗感を持ちつつも、機種の分割購入は何も考えずに簡単に契約なんて、冷静に考えると変な話。

現在はローン契約は一切なく、先日もクレジットカードの限度額が突然アップし、車をカードで買えるようになってしまったという記事を書いた。そんな私の信用情報は、保有機関上ではどうなっているのか興味が出てきた。個人情報の一つなので「本人開示制度」によって登録状況をチェックすることができる。窓口開示やネット上開示ができるようだが、全国銀行個人信用情報センターだけは郵送申し込みのみだったことから、3団体全てに郵送申し込みで手続きし、情報開示を行ってみることにした。ちょうど平日休みで郵便局がやっており、郵便定額小為替証書の購入と郵送送付を短時間で終わらすことができた。結果の返送は、7日間から一週間程度掛かるそうだ。

『金が足りないときに頼もしい味方』なんて、そんな甘いことはない。金が足りないことに陥った様子を見て、有料で助けてくれる敵だ。将来的に貯められるはずの金を敵に払うことになるのだから、頼り続けている間は本当の自分の金なんて手にできない。だから『ご利用は計画的に』と。嘲笑われていることに気づくべし。