嗚呼Li-ion

スマホ、空調服、今も現役なiPod、ダイソンの掃除機、GPSロガー…身の回りに置いてある携帯機器について、電源としてリチウムイオンバッテリーを内蔵していることが殆どとなった。

リチウムイオンバッテリーは小型軽量ながら大容量、継ぎ足し充電ができて長寿命、それに急速充電が可能。いいことづくめだが、ちょっとした取り扱いの不注意で出火破裂したり、逆に寿命を大きく縮めてしまうやんちゃな欠点がある。安全機構が搭載されているとはいえ、原理的には危険性を伴っているので、少々神経質に扱うことがすっかりクセになっていたりする。

充電と放電について。より寿命を延ばす意味では、80%までの充電に留めるのがベストとされ、電池残量を示すアイコンや表示を随時チェックしながら、80%になったタイミングで充電を終了としている。逆に使い切ってしまうのも寿命に悪影響とされ、20%あたりで再充電としている。

熱に対する弱さもリチウムイオンバッテリーの弱さとされ、炎天下の車にはGPSロガーやiPodは放置しないようにしている。どうしても車内に置いておくときは、日陰となる収納ボックスの中に収めるなどして、熱気の影響を受けないように配慮している。

使用に伴い熱を帯びることもあり、この状態での充電は最悪のシチュエーション。冷えてから充電するか、小型ファンで冷やしながら充電。逆に冬場等冷たくなった環境下では、半日程度は部屋に放置して、室温程度に温まってから充電となる。

保管するときは、だいたい40から50%の残量にしておき、長期間放置しない。3ヶ月を目途に80%まで充電、40から50%まで使って、再び保管状態に入る。

…と、ここまで書いておいて、随分細かいように思えるが、なんてことはない。趣味の一環としてRCカーで遊んでおり、電動RCカーはバッテリーのコンディション一つで走りがまるで違ってくる。充電と放電のサイクルでバッテリーのコンディションを整えておくことは日常的なことで、その手法をリチウムイオンバッテリーに当てはめただけ。

ニカドバッテリーやニッケル水素バッテリーと違って、リチウムイオンバッテリーは機器に内蔵されてしまい、交換は極めて難しい。そんなバッテリーがダメになってしまうと、その機器は廃棄することを考えなければならず、如何にバッテリーの寿命を延ばすか。気に入った機器なら猶更なので、リチウムイオンバッテリーに対する気遣いはこれからも変わることはないだろう。