今月は何度「4月並みの陽気」だとか「4月下旬の気温」といったセリフを聞いたことだろうか。
確かに暖かい。東日本大震災からちょうど10年だったことから振り返りやすく、その時の気候は今も思い出すことができる。地震発生からの翌週では、寒い中を自転車で通勤していた一週間。「さすがに止めろ、顔色がおかしい」と言われ、電車の運転も再開したのでそれもそうかと通常通勤に切り替える。
かと言って素直に通勤するような考えはなく、今度はダイエットと体力維持のために歩いて通勤するようになる。やはり寒い中での徒歩なので、会社に到着すると冷え切った手先がうまく動かないことが多かった。
それが今はどうか。朝っぱらから暖かくて、歩き始めるとすぐに暑くなる。背中や後頭部に汗が滲んでいる感触があり、会社に着くころには暑さで参っている。まずはビルの非常階段に出て、体を少し冷やして小休止。それから着替えという流れ。
3月の時点で、翌月の気候になっている2021年。こうなると5月の初夏もいきなり高温が続き、10月に入っても厳しい残暑なんて想像もしてしまう。この先も、月を先取した「〇〇並みの」といった表現は聞くことになりそうか。