二回目の着陸

小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウに、二回目の着陸を行う日。平日の昼前でその状況を見守ることはできず、仕事の合間に成功の速報を入手し、どうやら成功したらしいとのこと。マジか、おめでとう!

今年2月に着陸を行っており、サンプルを入手できた可能性は高い。最悪の場合、機体を失うという危険性もある中、二度目の着陸に挑むのはどうなのか?という議論はあったそうで、このまま着陸せず一回目のサンプルを持ち帰るために、地球へ帰還する考えもあったようだ。

校長先生の一言でお馴染み「家に無事に返ってきてこそ」なので、機体の消失や損傷で貴重なサンプルを失うくらいなら、二度目の着陸をせずに帰ってきてもよく頑張った、お帰りと心から言っていたと思う。一回目の着陸で舞い上がった砂でカメラが汚れてしまい、万全の状態ではなかった。私も技術屋の端くれだ。管制室に居たとして、測定機器が使いにくくなっている悪条件では「No-Go」と口にしていただろうし、同時に他の手段はないか、考えていたかもしれない。

地球帰還への復路は今年の秋以降。着陸が成功し、これで終わりではない。次の予定は、小型探査機のミネルバ-II2の着地となる。ところが、このミネルバ-II2は回路の不具合が見つかっており、問題が解決できないまま旅立っている。不調を抱えた探査機を使い、どのような成果が得られるのか。まだまだ目は離せない。