どこに成長できる環境が?

駐車場に止められている車に太陽光が反射することでキラキラと輝くが、トンボにとってはそれが水面と勘違いしてしまうらしく、小暑あたりからトンボが飛び回るようになる。

ナツアカネやシオカラトンボといった中型サイズがメインだが、少なからずイトトンボ類の小型種も見かけることがある。これらトンボがいるということは、どこかにヤゴが生息できる池や溜め水があると思われるが、いったいどこから飛んでくるのか。ナゾだ。

もっとナゾなのが、ギンヤンマが飛び交うこと。毎年見かけることができる点では、どこかに産卵できて、ヤゴから成虫に成長できる環境が揃っているものと思われる。近隣地域にある大地主の屋敷に池があっても不思議ではないし、それがビオトープになっていたら実に興味深い。

ギンヤンマがやってくると、ナツアカネやシオカラトンボは追い払われる。縄張り争いには、その体格から有利なのかもしれない。蚊をはじめとする小さな虫は意外と多く、成虫の餌環境だけはなんとかなる感じ。

ギンヤンマ

▲写真は、Wikimedia CommonsのAnax parthenope 20100710より引用。

他のトンボとは明らかに色合いが異なり、素早い飛び方をするのですぐに見つけられる。目の良さから回避能力は極めて高いようで、虫取り網でゲットできたことは今のところは一度のみ。

ここではトンボが多いが、三年前に訪れた山陽本線の番堂原第4踏切では、ヤンマのほうが多く見られた。当たり前のようにギンヤンマが飛び交う環境が今もあるのかと驚いたもの。